Kamakura Rindo

活動記録

会報2026年4月号


2026年3月31日掲載

かまくらりんどうの会の活動についてお知らせします。

*桜も開花し、鎌倉の街もいっそう賑わいを増しています。
皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか?

*4月の活動は

  • 3日(金)の運営委員会

  • 7日(火)の交流会

  • 16日(木)の総会

  • 17日(金)のコーヒーポット

  • 24日(金)の会報印刷

になります。

◎介護についてのお悩みやご相談を語り合う交流会は、事前の申し込みは不要です。参加ご希望の方は4月7日(火)に直接会場の福祉センター(鎌倉市御成町)にお越しください。

★4月の予定

3日(金)

運営委員会

10:00~12:00

7日(火)

交流会

13:30~15:30

16日(木)

総会

10:00~12:00

17日(金)

コーヒーポット

14:00~15:30

24日(金)

会報印刷

9:00~12:00

★5月の予定

1日(金)

運営委員会

10:00~12:00

15日(金)

コーヒーポット 

14:00~15:30

22日(金)

会報印刷

9:00~12:00

〇 5月交流会はお休みです。


地域包括支援センターでの個別支援について

地域包括支援センター鎌倉きしろ 村瀬磨美(認知症看護認定看護師)

地域包括支援センターの役割

認知機能が低下し、生活に支障が出てくると、多くの方は不安になります。認知機能低下により起こる出来事で、不安により多彩な症状に発展すると、家族や友人、その方の生活する周囲の人も不安になりがちです。地域包括支援センターは、そんな不安な状態を改善するために関わることが役割の一つです。

ご本人の言葉より理解する

『友人に、してもいない約束をしていたと言われて驚いた』『食事を食べていなかったので、食事はまだかと家族にきいたら、もう食べたと怒られて、いじめられているのではないかと思った』『外出先でバッグにいれたはずの鍵がない。どうしよう』『車を駐車したら、どこに停めたか一切思い出せない。どうしたらよいかもわからない』『しまったはずの場所に通帳がない。・・・やっとあった・・。盗られたら不安だから、ひとに気づかれない場所に隠しておこう』『出かけていたら、何のために歩いているのかふとわからなくなった。誰か知っているひとが少し前を歩いてくれるとよいのだけど』

認知機能が低下したご本人から、私がきいた言葉です。これは、いわゆる認知症の中核症状を本人の言葉で表現したものです。上の言葉は、中核症状のひとつ、記憶障害(=覚えていられない)がある状態です。記憶障害があることで、このような困難に直面します。このような状態になったと想像すると、皆さんも大きな不安が押し寄せてくるのではないでしょうか。

不安による多彩な症状の印象により、本人の「できること」が低く評価されてしまう事が多くあります。しかし認知症は、その方の脳の変化により起こる症状と、その症状により気持ちが不安定になる症状と分けて考えることで、その方の正確な「できること」が見えてきます。

環境は、気持ちの不安定さに大きく影響します。何が環境として影響しているか、本人の訴え、体の状態、服薬状況、家の様子、周囲からのききとりなどで予測をします。

まずはご相談ください

「認知症かもわからない」「認知症と診断されたばかり」「何年も前から変化があった」・・・どのような状態であっても地域包括支援センターに相談できます。主治医と連携したり、主治医がいない方はさがすサポートもします。「かまくらりんどうの会」の交流会のようなさまざまな交流の場も紹介します。当センターでは、令和6年度より、ケアラー(=無償で家族などをケアし支える人)が繋がる場「ケアラーズカフェ@お庭」を当センターの庭で開催しています。認知症の方を支える人のケアラーズカフェは、令和8年度は2回行う予定です。令和7年度は、かまくらりんどうの会向山副代表にアドバイザーとして参加いただきました。

「相談する」という一歩を踏み出すことで、もやもやしたものが少しずつ晴れてきます。脳の変化によりできなくなったことを補うために、上に示した環境の調整や、介護保険サービスを含めた様々な手段をご提案します。ひとりひとり価値観や生活スタイルは違います。私たちはその方の希望する生活を確認しながら本人が選択できるよう情報提供をしています。


◎りんどうの会 私の仕事

バス旅行(行事担当)毎年10月に実施しています。旅行候補地を2~3人で下見に行きます。それぞれの会場にトイレがあること、歩行距離が短いこと、急な段差がないこと、疲れが残らない程度の近距離にあること等念頭に楽しめる場所探しをしています。昨年は、「ありあけマルシェ」・「農家レストラン」・「藤澤浮世絵館」に行き、お菓子の詰め放題の挑戦や浮世絵のすり体験で皆さんに喜んでいただきました。またこの企画に毎年神奈川新聞厚生文化事業団、コーヒ-ポット、りんどう基金から助成していただいています。今回参加できなかった方々も、次回は是非ご参加ください。(m,m)


令和8年度総会のご案内

  • 日時・・4月16日(木) 10時~12時

  • 場所・・福祉センター 第1第2会議室 

  • 講演・・「認知症のお薬との上手な付き合い方 ~薬剤師からお伝えしたいこと~」

  • 講師・・十二所薬局薬局長 小川亮子氏 

  • 議題‥令和7年度活動報告 決報告

  • 令和8年度活動(案) 予算案

認知症にはどんな薬を使うのか、薬はどのくらい効くのか、副作用は?
などなど日頃の疑問についてお教えいただきます。


健康野菜 雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)  T,S

「雲南百薬」とは聞きなれない名前ですが植物の名前です。お聞きになった事ありますか?私が初めて聞いたのは約10年ほど前 沖縄で昼食を取った食堂でした。沖縄では一般家庭も含めてごく普通に植えてあります。その後は一切お目にかからず3年程前に知人よりこの植物の葉を沢山頂きました。その時の名称はオカワカメでした。以下にその概要をしるします。

分 類
科・属名:ツルムラサキ科 アカザカズラ属
和名 アカザカズラ 別名 オカワカメ(陸若布) 沖縄では雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)

原産国
熱帯アメリカ・熱帯アジアに自生する多年草、中国より伝わり緑黄色野菜である。鎌倉でも自生し電柱の支線を登ったり、古家を覆いつくしたりして繫殖力旺盛である。暑さに強いことと繁殖力が強く 緑のカーテン にもなる。

写真:電柱の支線に上る

写真:古家を覆いつくす

開花期と開花期は9月中旬~10月上旬
収穫期 葉の収穫は6月下旬~10月(花が咲く前まで)
収穫期ムカゴの収穫は10月以降(葉が枯れるまで)
花穂状花序でクリーム色から白色の小さな5弁花

ほのかに甘い香りがある

増 殖
4通りの増殖方法を備えきわめて強靭な生育と繁殖力を有している。

具体的には
・塊茎(地下茎) ・ムカゴ ・つるの挿し木 ・種子 の4通りである

塊茎ムカゴつる
食べ方、食感、味
食べる部位:葉 茎 ムカゴ 塊茎迄ほぼ全ての部位が食べられるスーパーフードである。
食べ方:茹でる、天婦羅、炒め物、みそ汁、お浸し サラダ。 塊根、ムカゴは茹でる、おろす。癖がなく食べやすい。葉を茹でるとワカメの様でシャキシャキしてぬめり有
薬 用
日本には中国から長寿の薬草として伝わり 雲南省で「百薬」と名づけられている(多くの薬効) 
薬効:葉酸  ビタミンA、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、銅などのミネラルが豊富で、且つ、ポルフェノールを非常に豊富に含む健康野菜である。
腸内環境改善作用 血糖値 インスリン 脂質の上昇抑制効果、高血圧低下作用あり。

注:熊本大学薬学部のレポートの一部も使用


桜餅     A.Y

桜餅は、享保2年(1717年)将軍吉宗が江戸に桜を植えた隅田川沿いで誕生したとされています。近くの長命寺の門番だった山本新六が、桜並木から出る大量の落ち葉を塩漬けにし、その葉で餅を包んで売り出したのが始まりとされています。これが「長命寺桜もち」として評判になり現在の関東風桜餅のルーツになりました。関西風桜餅は、特定の時期や考案者は明確ではないそうですが、道明寺粉のルーツは大阪の藤井寺市にある道明寺に由来し、もち米を蒸して乾燥させ粗挽きにした「道明寺粉」を使っているため「道明寺」と呼ばれています。道明寺粉のルーツは、この寺で作られていた保存食「道明寺糒」だそうです。桜の葉を食べるかどうかも地域や個人の習慣によって違います。関東風は葉をはがして食べる人が多く薄い生地と葉の食感のバランスと香り付けとして葉を捉える文化だそうです。一方関西風は葉ごと食べる人が多く、道明寺餅の弾力と葉の塩味が調和すると考えられています。桜の葉は塩漬けにすることでタマリンという芳香成分が生じ、この香りが餅や餡に風味が移ります。両方食べ比べてみたいです。


3月の交流会だより

枯草脇の新芽が春の近づきを告げています。3月3日は会員7名、地域包括支援センター1名、計8名が参加。「鎌倉」「うれしいひな祭り」の合唱の後、困りごとやその対策などが話されました。介護中の方3組共に介護から離れた自分時間を持たれているそうで、その内容を伺うと、習い事や定期的なボランティア活動、川柳(以前新聞に掲載)作りなど多彩でした。「気持ちの切り替えができる間があれば、時にイライラすることも乗り越えられる」とのこと。また、ご本人がしていた確定申告などを子どもに代わってもらう等今後の対策などもお聞きしました。休憩時間にはご夫婦で朝作られたばかりのもちもち食パンをご馳走になり、雨にもかかわらず楽しいひな祭りになりました。 m,m