Kamakura Rindo

活動記録

会報2026年5月号


2026年4月29日掲載

かまくらりんどうの会の活動についてお知らせします。

*若葉がいきいきと輝き、まぶしいほどです。世界はこんなに美しいのに、一日も早く穏やかな平和な日々が来るようにと祈らずにはおられません。

皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか?

*5月の活動は

  • 1日(金)の運営委員会

  • 15日(金)のコーヒーポット

  • 22日(金)の会報印刷

になります。

◎介護についてのお悩みやご相談を語り合う交流会は、今月はお休みになります。

★5月の予定

1日(金)

運営委員会

10:00~12:00

15日(金)

コーヒーポット

14:00~15:30

22日(金)

会報印刷

9:00~12:00

〇5月交流会はお休みです。

★6月の予定

2日(火)

交流会

13:00~15:30

5日(金)

運営委員会

10:00~12:00

19日(金)

コーヒーポット

14:00~15:30

26日(金)

会報印刷

9:00~12:00


ようこそ「おてら食堂」へ  S.H

街に「こども食堂」へどうぞ、というポスターを見かけるようになりました。

3月、高齢者もOKなのかな?と私達「りんどうの会」はある日その一つを実践している「安国論寺」を訪ねてみました。

庭奥にあるまだ木の香も残る「観音堂」にお邪魔しました。

広い床に大きめの6人用のテーブルが9〜10個並び、すでにそこには思わずニコリとする料理が並んでいました。

調理室には「ふらっとカフェ鎌倉代表」の渡邉公子さん指導の元、料理を作る鎌倉女子大学の学生さん達。また、薬膳講座受講の「枸杞の実」会員「未病サークル」、受付を担当する地域包括支援センター鎌倉きしろも支えるメンバーとして活躍。

渡邉代表は「ここに来て、みんなと一緒に食べ、話すことが大事です」と。町内会の人が揃って来るのもいいではないですか、とニコニコ、鷹揚である。

幼児から小学生を持つ家庭のお父さん、お母さんの協力は欠かせない。いつの間にか、子供達も手伝い、忙し気に動き回る。

食卓が整い、「いただきます!」のかけ声とともにみんなの顔がほころび、美味しそうに、うれしそうなざわめきの声!! 

食後はお母さん達のピアノとコーラス「うれしいひな祭り」に始まり、楽しい声が響く。

お父さん達男性部の「本日の催し」の準備隊もさまざまな知識を研究、発表してくれる。

大人にも良き学びの場である。

 

<住職のお話>

長い外国生活経験者の平井智親住職は「コロナ流行の時期、子ども達は下校して家に帰っても、親は長い間家に居ない。この観音堂を開放して、子ども達の遊び場にしてほしかった。また、こども食堂は念願だった。地域のいかなる時も一時帰宅避難所にと考えている。」とお気持ちを語ってくださいました。

取材記者としては、もう一つ・・・子ども達に日々の接触を通して世界の国々の話、海外勇翔の夢を育てていただきたい、と・・・と余計なことを思いました。

この講堂のように広い観音堂は地域に、より深く根ざし、人々の交流の場となって、これからもさまざまに息づいていくことでしょう。

 

★おてら食堂は毎月第一日曜日、午後12時半から1時半に開催されます。要予約(申し込み先 鎌倉きしろ☎0467- 40- 4434)


イベントたくさん ご紹介

5月2日(土)

お庭de魅せまshow 11:00~14:00  

場所 地域包括支援センター鎌倉きしろの庭

鎌倉きしろ(材木座1-8-6 ヴィラエスポアール103)

*地域の方々の自慢の手作り品の展示、販売など。素敵な作品がたくさんです。

 

5月26日(火)

サニーカフェ 14:00~15;30 (コーラス+カフェ)

会場 サニーステージ北鎌倉(鎌倉市大船4-17-43)要申し込み 先着10名 申し込み先 サニーステージ北鎌倉 担当井上 ☎0467-44-3232

●当日プログラム

14:00~15:00 音楽・コーラス 講師 増子節子さん

15:00~15:30茶話会、交流会

 *サニーカフェは、認知症の方、近隣の方皆さんが気軽につどえ、交流できる場を目指しているということです。一度お出かけになってみてはいかがでしょうか。

5月28日(木)

映画監督 松井久子チャリティー上映会 10;00~19:45

会場 鎌倉生涯学習センター・きららホール

入場無料 250席先着順・通し鑑賞可

10:30~12:00「ユキエ」 14:00~16:00「折り梅」

17:30~19:45  「レオニー」

それぞれの作品上映に先立ち30分の監督トークがあります。

*「折り梅」で有名な松井監督が80歳を記念してのトーク&上映会です。

 

6月13日(土)

ケアラーズカフェ@お庭 14:00~15:00

大切なひとを支えるあなたをそっといたわるひとときに 

対象 認知症の方を支えているひと(先着5名)

場所 地域包括支援センター鎌倉きしろの庭 

内容 参加者同士の交流、経験の共有 参加費無料

申し込み先 0467-40-4434

*気持ちの良いお庭で思いを語り合う貴重なひとときに参加してみられては。


認知症と薬―りんどうの会総会講演から考えたこと

渡邊武二

かまくらりんどうの会38回総会の記念講演は、管理薬剤師・在宅療養支援薬剤師の小川亮子さん(十二所薬局)にお願いいたしました。

テーマは、「認知症のお薬との上手な付き合い方―薬剤師からお伝えしたいこと―」。

認知症は、脳の病気や障害などが原因で、記憶力や判断力などが徐々に低下し、普通にできていた生活が難しくなる状態と言われています。各種調査によると、「認知症=家族や周りの人に迷惑をかけてしまう」という先入観や印象を持つ傾向にあるようです。講師は、「認知症を完全に治す薬はありません。多くの薬は、進行をゆっくりすることが目的」ですと。そして、「薬だけでなく、生活や周囲の関わりが大切」と話されました。残念ながら認知症が寛解できないことならば、認知機能の低下を“ゆっくり”にする―という視点は、とても大切なことだと思います。そのための薬の服用を上手に行っていくこと。そのためには、医師や薬剤師、ケアマネージャ、訪問看護師、ヘルパーなどと連携を取り、本人の日々の状況に合わせた対応が必要ということです。

認知症の進行や症状には個人差があるとのこと。薬を使い続けることもやめることも「ケア」を第一に考えることが必要で、そのための医師や薬剤師であるという力強いお話でした。

認知症患者に対する薬剤師の取組として話されたことは、①薬の効果・副作用の確認 ②服薬支援として、飲み忘れ・残薬の確認・一包化・本人の状況に合わせた調整の提案・「どうしたら飲めるようになるか」などを考え、提案することという話しでした。そして、多職種(医師・ケアマネ・訪問看護師・ヘルパーなど)と協力した服薬支援体制の構築に努めているということでした。

「早期発見 早期治療 早期対応」が大切―とよく言われます。「家族ができること」のまとめとして次の5項目を挙げられていました。①困りごとを整理する②変化に気づき、伝える③薬を自己判断でやめない④非薬物療法(薬を使わない工夫=生活環境などを整える)⑤ひとりで抱え込まない。

かまくらりんどうの会(認知症を支える家族の会)は、今年38回総会を迎えました。会の目標は、「認知症の人にやさしいまちを」ということを掲げています。認知症にやさしいまちづくりを医師・薬剤師など多くの専門職と協力して進めたいものです。  

最後に一般社団法人日本認知症本人ワーキンググループが宣言した『認知症とともに生きる希望宣言』」を紹介することで、総会の報告を閉じます。

①自分自身がとらわれている常識の殻を破り、前を向いて生きていきます
②自分の力を活かして、大切にしたい暮らしを続け、社会の一員として、チャレンジしていきます
③私たち本人同士が、出会い、つながり、生きる力をわき立たせ、元気に暮らしていきます
④自分の思いや希望を伝えながら味方になってくれる人たちを、身近なまちで見つけ、一緒に歩んでいきます
⑤認知症とともに生きている体験や工夫を活かし、暮らしやすいわがまちを一緒につくっていきます


令和8年総会

記念講演のあと総会の議事が午前11時よりはじまり、前年度の活動報告、会計報告、今年度活動案、予算案が担当委員より報告、提案され了承、その後運営委員の紹介があり、今年度より代表に就任した向山政枝さんより前代表渡邊武二さん(今年度より顧問に就任)に謝意が述べられて総会は終了しました。


お知らせ

◎イベント

「認知症世界の歩き方」(書籍)で紹介された認知症の方々が体験されている世界を実際に私たちが体感できる試みが鎌倉芸術館で開かれます。

「認知症世界の歩き方」ウィークin鎌倉

日時 5月1日(金)~5月7日(木)

場所 鎌倉芸術館

・5月1日(金)講演会 

筧裕介(認知症世界の歩き方著者)要予約

・展示「認知症の世界を歩いてみたら。展」5月1日~7日

(5月1日は15時~20時、5月2日~6日 10時~19時 5月7日は10時~15時)

問い合わせ 健康福祉部介護保険課介護保険担当 ☎ 0467-61-3947

 ◎ホームページ かまくらりんどうの会のホームページがリニューアルされました。一度ぜひお訪ねください。

 ◎北鎌倉文庫(書店)

会報、35周年記念誌が置かれるようになりました。北鎌倉駅近くの書店です。絵本や画集、図鑑、哲学関係の書籍がたくさんあります。


苺は・・・   A.Y

苺は初夏にかけて実を結ぶバラ科の多年草。日本に伝わったのは江戸時代末期の1830年代と言われています、オランダ人によって長崎に持ち込まれたのが最初とされ、当初は「オランダいちご」と呼ばれていました。当初の苺は小粒で酸味が強いものでした。一部の好事家が珍しい植物として育てる程度だったそうです。明治に入ると欧米から様々な品種が導入され本格的な栽培研究が始まり、1872年新宿に果樹・野菜の試験拠点(内藤新宿試験場)が整備され福羽逸人らにより苺育種も進展、これが近代における苺栽培の始まりとされています。日本の気候や土壌に適した品種の開発も進みました。昭和初期には高級果物でしたが、第二次世界大戦後、農業技術が飛躍的に発展し、1950年代からのハウス栽培の普及が苺栽培に革命をもたらしました。今ではたくさんのおいしい品種が出回り私たちを楽しませてくれています。


釈迦堂口遺跡  H.H

2週間の限定公開だった大町釈迦堂口遺跡を見てまいりました。一瞬、昭和52年から通行止めとなっているトンネルが通行可能になるのかと思いましたが、それは以降の予定とのこと。今回はトンネルの上のやぐらを中心とした遺跡の公開でした。

AM10:00、200人くらいの人が集まり、2班に分かれてガイドさんの説明でやぐらを見て回りました。鎌倉には8000~9000くらいのやぐらがあるそうです。やぐらとは武士や僧侶の納骨所、供養施設と言われているようですが、はっきりとしたことは不明。詳しい方はいらっしゃると思いますが、今後新設が発表されることもあるかもしれませんね。

私は特に歴史好きというわけではありませんが、邪馬台国や写楽のような歴史の謎に思いをはせるのもたまには良いかもしれません。 令和8年3月

 

編集後記若葉が日に日に色濃くなり初夏の気配を感じる頃となりました。

先日無事総会も開催され今年度がスタートしました。

皆様のご協力があってのりんどうの会です。何卒よろしくお願いします。

(過ごしやすい時季とはいえ刻々と変わりゆく季節、くれぐれもお体気をつけてお過ごしください。)A.Y