かまくらりんどうの会の活動についてお知らせします。
* 木陰に揺れる青梅やアジサイの優しい色合いがまちを彩るようになりました。皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
* 6月の活動は2日(火)の交流会、5日(金)の運営委員会、19日(金)のコーヒーポット、26日(金)の会報印刷になります。
◎介護についてのお悩みやご相談を語り合う交流会は、事前の申し込みは不要です。参加ご希望の方は6月2日(火)に直接会場の福祉センター(鎌倉市御成町)にお越しください。
★6月の予定
2日(火) | 交流会 | 13:00~15:30 |
5日(金) | 運営委員会 | 10:00~12:00 |
19日(金) | コーヒーポット | 14:00~15:30 |
26日(金) | 会報印刷 | 9:00~12:00 |
★7月の予定
3日(金) | 運営委員会 | 13:00~15:30 |
7日(火) | 交流会 | 10:00~12:00 |
17日(金) | コーヒーポット | 14:00~15:30 |
29日(水) | 会報印刷 | 9:00~12:00 |
あらためて「認知症の人にやさしいまちを」めざして
渡邊武二
先ごろ新聞に、「認知症の人は増えている?」という記事があった。記事によると、厚生労働省の推計では、2025年時点で、65歳以上の高齢者のうち、認知症の人は471万6千人(12.9%)。2040年には584万2千人(14.9%)に増えるというものであった。
鎌倉市のホームページに社人研(国立社会保障・人口問題研究所)の推計に準拠した推計(補正後)が掲載されていた。それによると2025年の人口は169,798人、高齢者人口は52,593人(30.9%)、2040年の人口は、160,509人で高齢者人口は60,057人(37.4%)という推計になっている。
いささか乱暴な話になるが25年と40年の鎌倉市推計の高齢者人口に厚労省推計の12.9%と14.9%を掛けてみると、認知症の人は、6,784人から8,948人に増えることとなる。推計は、鎌倉市の総人口は、減少傾向にあるものの、高齢者人口の割合は増えていくことになり、それに伴って認知症の人も増えることになる。
5月1日から7日まで鎌倉芸術館で、「認知症世界を歩いてみたら。展」が開かれた。これは、約100人の認知症の人へのインタビューもとに書いた書籍「認知症世界の歩き方」を具体的に体験できる展示。ゴーグルをつけて視野がゆがむ体験や見る方向によって中華屋さんの壁のメニュー表示が読めなくなるなど、“なるほどそうなのかー”と再認識。すでに書籍は読んでいたので、会場の様子見ぐらいの気持ちで出かけたのであったが、少なくとも我輩よりは若い人たちであふれていた。(5月2日の午前)展示の仕方もあるんだろうが、りんどうの会も認知症に関心を持ってもらえるような活動を広げることが必要なんだろうなぁー。勉強になりました。
テレビCM「見逃さないで、MCI(軽度認知障害)」、朝日新聞シリーズ「あなたはどこに―認知症の行方不明者」など、認知症に関する報道が多くみられるようになった。鎌倉でもお話しいただいたことのある認知症介護研究・研修センターの永田久美子さんは、「自由に安全に外に出られる地域、支え合う人たちの輪を一緒に作るということが非常に大切」と、5月9日の朝日新聞で述べている。脊柱管狭窄症の予後で2本杖の歩行をしており、歩きやすいまちは我輩にとって必要な条件。できるだけ交通機関を利用した外出を心掛けている。大船駅と鎌倉芸術館の“芸術館通り”は、歩道も広くベンチもちょうどよい距離にあり歩行に難を抱えるものとしてはうれしい。認知症の人にやさしいまちをー誰にでもやさしいまちづくりを今後も目標においていきたいと、改めて思った。
オレンジカフェにお出かけになりませんか ~Aさんへ
地域包括支援センター きしろ 中村祐子
新年度もひと月、ふた月が過ぎ、初夏を思わせる日差しに、この夏を越えるための体づくりを意識していらっしゃる方も多いのではないでしょうか。私も年々、体の衰えを自覚していますが、同様に記憶力も不安が増してきました。仕事をしていても自分の物忘れで、ドキッとすることがあったり、誰かに迷惑をかけていることもあります。不安が大きくなってくると、誰か助けてくれたら気持ちが楽になるのに、と他力本願。私の職場は皆、理解がありこんな私が働きやすいように笑顔で接してくれるので、安心できる居場所です。
認知症に関心を寄せていただき、どなたでも利用できるオレンジカフェの一つとして、サニーステージ北鎌倉1階 カルチャールームで隔月開催のサニーカフェがあります。奇数月の月末、コーラス、フォークダンス、体操、芋煮会、などお楽しみを通して時間を共有します。音楽大学を主席で卒業された若年性認知症の方もご参加くださり、歌が始まると思い出して歌声を聴かせてくださいました。
認知症の方をケアされている方にとっては、同じ境遇の方同士でしか話せない悩みもおありでしょう。鎌倉市内にオレンジカフェは増えています。お一人でなかなか踏み出せない方もいらっしゃるかもしれませんが、お出かけくださればどこでもきっと仲間ができます。人との繋がりを持ち続けていただきたいと思うのです。
何かの記事で、人の意見を聞き入れなくなることも認知機能低下の一つ、と書いてありました。自分にとって有益なことを求めるはずなのに、助言、アドバイスに対し、怒ってしまう反応は、逆に不利益になるかもしれません。認知症と診断されたことで、なにもかも終わった、と考えるのではなく、ここから認知症と生きることを始めるスタートです。自分らしい認知症ライフを考えるのは、病気を受け留めて前を向いたときから始めればよいのではないでしょうか。
そしてご家族や大切な人に思いを伝えること。できれば手紙にしておくこともいいと思います。その時の気持ちを形にして、あとから違っていたらまた書き直せば大丈夫です。これからの自分はこんな風に過ごしていきたいんだ、と希望を描き続けてほしいです。認知症になっても変わらず友達でいてね、困っていたら助けてね、と言いあえる関係づくりを応援したいと思っています。このような思いがこれから関わるすべての方に伝わりますように。
くちなし 香りも色も A.Y
アカネ科・クチナシ属の「梔子(クチナシ)」は芳醇な香りを持ち真っ白い花が美しい、三大香木(沈丁花・金木犀)の一つです。幸福な花言葉がたくさんあるのも特徴で別名:ガーデニア、山梔子(サンシシ)ともいわれます。クチナシは東アジアを原産とし、日本、中国、韓国などで古くから栽培されています。日本では奈良県の下池山古墳から出土した繊維片から古墳時代にクチナシを染色用色素として、奈良時代からは果実の粉末を、平安時代には染色で支子色と呼ばれて十二単などの衣装につかれていたと記されています。薬用部である果実は黄変し完熟したものを(サンシシ)と呼び止血・消炎の目的に配合されたり外用としても用いられます。またお料理などの着色にも使われますね。花言葉は「優雅」喜びや幸せを運ぶといわれているそうです。もう少ししたら花が咲き香りを楽しませてくれるでしょう。
4月の交流会だより
新年度(令和8年度)最初の交流会は会員8名、地域包括支援センター職員の方2名の計10名参加でスタートしました。恒例の「鎌倉」と4月にちなんで「花」を合唱。日頃出すことのない大きな声で気持ちを発散、歌詞の古語の意味を考えたりと合唱は健康に良いポイント満載です。合唱後は私たちが日々活用している制度、支援サービスにさらにこんな支援があったら、という思いや提案を話し合いました。(このことについては次号で詳報致します。)また独居のご親戚を介護されている方からは、いくつかの持病のあるご本人にとって施設入所は一番の選択と思うが、良い施設を選んであげたいと思い、見学や資料を集めているところ。施設選びに心がけることや新しい施設情報等教えていただきたいとお話がありました。地域包括支援センター職員の方々からは、施設のご紹介をいただきました。またそれぞれの地域での活動や認知症関連イベントの開催について紹介がありました。地域包括支援センター職員の方にご参加いただくと専門的な知識や制度など様々に教えていただくことが出来、会員の方々も納得安心されるようです。ご参加に大変感謝しております。ms
編集後記
5月の後半、昼間は一気に夏のような気温になりましたね。
体調を崩されていませんか。これからは梅雨の季節、憂鬱な気分を美しい紫陽花の色どりが忘れさせてくれます。しかしながら湿度が高くなります、御身おいといください。a,y